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滋賀県の07年の刑法犯認知件数が速報値で1万6,560件(前年比1,409件減)となり、5年連続で減少し、この間の減少率が48.5%と全国一になったことが8日わかった。同県が目標としていた1万7,000件未満も達成した。
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滋賀県警によると、殺人や強盗などの凶悪犯罪は前年比19件減の65件。内訳は、殺人と殺人未遂が2件減の11件、強盗が6件減の29件、放火は12件減の7件。女性暴行は1件増えて18件になった。
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全体の約75%を占める窃盗犯は893件減の1万2,495件だった。主な犯行手口は自転車盗が3,465件と最多で、車上狙いが1,621件、万引きが1,225件と続いた。詐欺などの知能犯は188件減の615件だった。
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同県警は、刑法犯の減少について県民の防犯意識の高まりに加え、徹底した摘発や啓発活動で抑止効果が出たとしている。
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滋賀県内の刑法犯認知件数は、過去最多の3万2,183件だった02年から年々、21.4~4.2%の割合で減少を続けていた。県は10年までに02年の半数以下に抑えることを目標に定めていた。
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