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神奈川県警は27日、県内で今月に入ってコンビニを狙った強盗事件が多発していることから緊急対策会議を開き、防犯体制を再確認した。今月、横浜市内などで6件発生し、年初からの累計は昨年の約2倍になっている。
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県内の今年のコンビニ強盗事件は未遂を含めて計39件。大半は店員が手薄の深夜から早朝の時間帯に狙われた。今月は24日から3日間で鎌倉、藤沢市、横浜市南区で立て続けに起きた。
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会議には県コンビニエンスストア防犯対策協議会に加盟する8社が出席した。県警の石井利宗生活安全対策室長が「憂慮すべき状況。事件を未然に防ぐには業界の協力が不可欠」と挨拶し、防犯体制として(1)監視カメラの保守・点検、(2)通報装置、カラーボールの点検、(3)顧客への声掛けの徹底、(4)深夜帯の複数店員制、(5)レジ現金の少額化-などの徹底を呼び掛けた。
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