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東京・霞ヶ関に「ニセモノ展示館」 17日開館

大阪税関(大阪市港区)が14日に関西空港などで押収したブランド品やキャラクター商品の偽物約1万2,000点をナイフで切り裂いたり、金づちでたたいたりして廃棄処分にしたが、経済産業省・特許庁は東京・霞が関の庁舎1階に偽物製品を集めた「ニセモノ展示館」を17日に開設する。
高級ブランドのバッグや時計、家電製品、音楽CDなど様々な偽物100点程度を展示し、模倣品・海賊版被害の実態を知ってもらうのが目的。
展示館では、偽物と一緒に本物の商品も陳列する。一般の消費者にも偽物をじかに見てもらい、バッグでは材料となる革の質感や縫製のきめ細かさ、デザインの微妙な違いなどを体感できる場にする。
展示館は、特許庁が17日から始める模倣品の撲滅キャンペーンに合わせて開設する。キャンペーンは今月30日までだが、その後も展示を続け常設とする。
日本製品の偽物を集めて展示する施設は、ジェトロ(日本貿易振興機構)が中国・北京の事務所に開設し、進出メーカーに注意喚起しているが、日本国内では極めて珍しい。特許庁では、「国内で販売される偽物が年々増えており、消費者に偽物を買わないよう呼びかけたい」と意気込んでいる。


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