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新たに3事件を懸賞金対象に指定、警察庁

警察庁は14日付で、殺人など重要未解決事件に公費で懸賞金を支払う対象事件として00年12月に東京都世田谷区で起きた会社員、宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人殺害事件など3事件を新たに指定した。今年5月に始まった公費懸賞金制度は今回が5度目の指定で、対象事件は計20事件になった。
同庁や各警察本部のホームページに公費の懸賞広告を掲載し、各警察本部で情報を受け付ける。世田谷、江東両区の事件はすでに遺族が懸賞金を始めており、期間終了後に公費による懸賞金に移行する。懸賞期間は開始から原則1年間で、上限は300万円。
これまでに懸賞金の対象に指定した17事件は、いずれも容疑者検挙には至っていない。しかし、懸賞実施前に比べ警察に寄せられる不審者や逃走車両に関する情報などは増加しており、実施前の約10倍の情報が寄せられた事件もある。同庁は「提供情報は増えており、一定の効果はある」と評価している。
新に公費の懸賞金対象となった3事件は次のとおり。
◇00年12月、東京都世田谷区の会社員、宮沢みきおさん(当時44歳)方で、宮沢さんと妻泰子さん(同41歳)、長女にいなちゃん(同8歳)、長男礼(れい)君(同6歳)の一家4人が殺害された(警視庁、懸賞は16日から)。
◇02年12月、東京都江東区の質店で、経営者の藤井義正さん(当時78歳)と妻えつ子さん(同74歳)が頭を殴られ殺害された(警視庁、懸賞は25日から)。
◇07年1月、京都市左京区の市道で友人宅に向かっていた京都精華大1年、千葉大作さん(当時20歳)が胸などを刺されて殺害された(京都府警、懸賞は14日から)。


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