安倍首相は12日午後2時、首相官邸で緊急記者会見を開き、正式に辞意を表明した。
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首相の発言要旨は以下の通り。 本日、総理の職を辞するべきと決意した。参議院の選挙の結果が厳しいものとなったが、改革を止めてはいけないと続投を決意し、全力で取り組んできた。テロとの戦いの活動についても国際的に高い評価を得ており、継続していかなければならないと思ってきた。なんとしてもやり遂げる責任があるとの思いで全力を尽くし、職を賭していくと発言した。
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あらゆる努力をし、一身をなげうつ覚悟で努力すべきと考えてきた。小沢党首に会談を申し入れこの考えを伝えようとしたが、断られてしまった。
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テロとの戦いを継続させるためにどうすればいいか、局面を転換しなければならない、新たな総理のもとでテロとの戦いの継続を目指すべきではないか。来る国連総会にも新しい総理が行くべきではないか。改革を進めていく決意で続投し内閣改造も行ったが、今の状況ではなかなか国民の支持、信頼の上に政策を進めていくのは困難な状況にある。自分がけじめをつけることで局面を打開したい。
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