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兵庫県で「防犯マンション認定制度」スタート

空き巣などの犯罪の被害に遭いにくい構造のマンションを「防犯優良マンション」として認定する制度が4日から兵庫県でスタートした。この制度は犯罪の被害に遭いにくい構造や設備の基準を満たすマンションを「防犯優良マンション」として認定するもの。兵庫県の防犯協会連合会や住宅建築総合センターなど3つの団体の代表者が調印式を行って制度がスタートした。
マンションが優良の認定を受けるには、オートロックや監視カメラの設置のほか、窓やモニターによってエレベーターの内部を見ることができるなど19項目の101基準を満たすことが必要で、審査には一級建築士や防犯設備士などがあたる。
兵庫県警によると、県内で起きた空き巣など室内に侵入される窃盗事件は今年に入って7月までに約5,800件にのぼっている。このうち住民が室内にいるのに忍び込まれた被害は去年の同じ時期と比べて200件余り多くなっていて、不審者の侵入をいかにして防ぐかが課題になっている。
兵庫県防犯協会連合会の吉田昌昭専務理事は、「この制度を広く知ってもらいマンションの密閉された空間での防犯意識を高めてほしい」と話している。


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