東急セキュリティ(東京・渋谷)は8日、東京急行電鉄(東京・渋谷)と提携して小中学生の子どもがICカード乗車券PASMOを利用して東急線の駅自動改札を通過した際に保護者の携帯電話へ通過情報をメールで配信するサービス「キッズセキュリティ・駅」を12月1日から開始すると発表した。
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同社は、今年年4月から学校や塾などに設置されたカード読取端末に子どもがPASMOをかざすと保護者に所在地確認メールを配信するサービス「キッズセキュリティ」を提供しているが、今回新たに子どもの通学・通塾時の安全を確認できるサービスとして駅改札通過情報の配信を追加することにした。
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ICカード乗車券を利用した駅改札通過情報配信サービスは、既に関西地区でICカード乗車券PiTaPaを利用して実施されているが、PASMOを利用したサービスとしては初のケースとなる。
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「キッズセキュリティ・駅」の概要は次のとおり。 1.サービス内容 ICカード乗車券PASMOを利用して東急線の駅自動改札を通過すると、保護者の携帯電話に通過情報がメール配信される。配信される情報は、子どもの名前(名字は省略)、通過した駅名、通過時刻。
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2.サービス対象駅 東急線全駅(世田谷線、田園都市線渋谷駅を除く)
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3.対象者 小学生・中学生の子どもとその保護者
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4.対象PASMO券種 記名PASMO。※無記名PASMO、及びSuicaは対象外。
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5.利用料金 子ども1人当たり月額利用料:525円(税込) ※メール受信に関わる費用は、お客の負担。 ※利用料は6ヶ月単位の支払い。
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