タイコーファイアーアンドセキュリティ(米国)、日本ドライケミカル、高千穂交易の3社が、このほど入退出管理システムや監視カメラシステムを含むセキュリティ製品の販売とサポートで新しい戦略的な協力関係を締結した。
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新しい協力関係により、高千穂交易(東京・新宿区四谷)は日本ドライケミカル(東京・品川区勝島)のセキュリティ事業を引継ぎ、8月1日から日本ドライケミカルが今後納入する予定の全ての案件を販売しサポートする。日本ドライケミカルがこれまでに納入した製品、システム、及び保守契約も高千穂交易が対応する。
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今回の新しい協力関係を円滑に実行するため、日本ドライケミカルの従業員は高千穂交易に移籍する。
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高千穂交易は、タイコーファイヤーアンドセキュリティのパートナーとして、35年以上にわたり「センソマチック」のブランド名で、万引き防止装置(電子商品監視システム)の販売、サポートを行なっており、高千穂交易とタイコーを合わせると、この市場で最大のシェアを獲得している。
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☆日本ドライケミカルについて:55年4月23日に泡消火器全盛の中、画期的な消火性能を持った粉末消火器を事業化する目的で設立された。以来、防消火設備、消防自動車、セキュリティシステムなどに事業分野を広げ、日本の防災業界の中で確固たる地位を築き、94年に東証一部に上場した。00年9月には防災セキュリティ、エレクトロニクス、ヘルスケアなどの事業を営む世界的コングロマリットであるタイコグループの一員になり、非上場となった。資本金 1億円、株主はタイコグループサールルクセンブルグ、売上高 197億円、従業員数 320名(グループ総数420名)、代表取締役 遠山榮一氏。
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