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米被害を防げと団結/山形

全国の農家でコメの盗難被害が相次いでいる中、収穫直後のコメの盗難被害を防ごうと、山形県酒田市や周辺4町、酒田署、庄内みどり農協関係者による「庄内米盗難被害防止緊急対策会議」が酒田市内の同農協本所で開かれた。
同農協の佐藤多喜雄組合長が「例年になく多くの農産物被害が報道され、しかも盗難から販売まで結びつく計画的な犯行が多くみられる。庄内米が収穫期を迎えたが、コメが不作の年といわれるだけに被害の多発する恐れがある」と述べた。
意見交換では、生産者からは「他県では倉庫の鍵を壊して盗む事件があった」との声が出されたのに対し、出席した酒田署員は「個人でなく地区全体で犯罪を発生させないという意識が必要。不審情報があればすぐに通報してほしい」と連携を呼び掛けた。農協では、管内生産者約5000人に対して収穫後のコメは鍵のかかる場所に保管するよう訴えるとともに、盗難注意を喚起するチラシを配布する予定。


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