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中高年者に重点おき万引き防止強化期間
~青森県警が8~9月の2ヶ月間実施へ~

青森県警は8~9月の2ヶ月間、昨年に引き続き「万引き防止強化期間」(略称・マンボウプロジェクト)を実施する。これは人口に対する万引き検挙人数が高い現状を受けてもの。今年は検挙人数の約半数を占める中高年者への啓発活動に重点を置く。
県警生活安全企画課によると、刑法犯で最も検挙人数が多いのが窃盗容疑での検挙。そのうち、万引きだけで約7割を占めている。今年に入って万引き容疑で検挙された人は630人で、前年同期に比べ112人減った。しかし、人口1,000人当たりの検挙人数は0.438人で、東北6県でみると最悪。全国でもワースト17位となっている。
年代別では50代以上が全体の49.7%(今年6月末現在)にのぼり、食料品、化粧品、衣料品など生活必需品を万引きするケースが目立つという。
この現状から県警は、期間中はマンボウプロジェクトと「32万人高齢者との直接対話大作戦」(交通企画課)をタイアップさせ、高齢者の万引きと交通事故の同時抑制を狙う。さらに量販店を中心に万引きが多発している店舗に対しては、
商品陳列方法や客への声かけ徹底などを指導する。
県警生活安全企画課は「中高年者は堂々と万引きし、“金はあるけど、まあいいや”といった動機が多い。規律意識が薄いのは憂慮される事態で、重点的に対策する」としている。


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