銀行強盗など金融機関を狙った犯罪の防止に向け20日、和歌山県警・和歌山東署の福田憲司署長ら5人の警察官が和歌山市六十谷にある「きのくに信用金庫六十谷支店」を訪れ店内の防犯対策を点検した。夏のボーナスが支給されるこの時期は、金融機関で人の出入りが増え犯罪が増える傾向にあるとして行ったもの。
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署長らは支店長の案内で、強盗が押し入った時に警察に知らせる非常通報装置や1年分の映像を保存している録画装置や監視カメラの位置をチェックした。
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この支店では、入り口付近に犯人の身長を知る際の目安となるシールをはったりするなどの防犯対策をとっているが、訪れた警察官は職員用の出入り口にも防犯対策をとっていることを示すシールを貼るなど、さらに対策を強化するようアドバイスした。
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きのくに信用金庫六十谷支店の富山千座支店長は「この店は5年ほど前に強盗に入られたので防犯対策に力を入れているが、今日は職員の防犯意識を改めて高める良い機会になった」と話していた。また福田憲司署長は、「日ごろから防犯対策をしっかりすることが大切だ」と話していた。
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