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 「ブックオフ」の坂本会長が辞任 ～不正会計疑惑などで責任～ 中古本販売チェーンのブックオフコーポレーションは19日、創業者の坂本孝会長(67)が同日付で辞任した発表した。売上高不正会計疑惑などの責任を取ったとみられる。取締役も退く。橋本真由美社長は23日開催の株主総会で、代表権を持たない会長に就任し、後任社長には佐藤弘志執行役員が昇格する。 同社では、店舗設備納入先から受け取ったリベートの坂本会長による私的流用や、上場後の売上高の不正水増しといった疑惑が発覚。現在、社外識者を交えて調査を進めている。一連の疑惑で経営に混乱をきたしており、このままでは業績に影響がでかねないと坂本会長の辞任を決めた。同社はこれらの調査結果を近く公表する予定。 坂本氏は平成3年にブックオフを設立。中古本販売店を全国1,000店のチェーンに育てた。橋本社長はパートでの実績を買われて昨年6月に社長に就任したが、タレント・清水国明さんの姉として話題を集めた。