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鹿児島市・天文館の監視カメラが24時間作動へ


鹿児島市の繁華街・天文館の11の商店街でつくる天文館中央地区商店街振興組合連合会(有馬勝正理事長)は、商店街に設置してある監視カメラを24時間作動させることを決めた。これまで作動させていなかった昼間にも事件事故が起きているうえ、利用者アンケートで7割が24時間作動を求めていることから踏み切った。有馬理事長は「安全・安心な商店街が期待できる」と話している。

天文館では、電車通りの北側の同連合会が03年から05年にかけ国、県などの補助を受けて監視カメラを計55台を設置した。夜間の窃盗や器物損壊対策のためが目的で、これまで午後5時~翌日午前11時まで作動させてきた。

ところが、昼間にもひったくりや落書きなどの犯罪が発生したため、24時間作動の是非などを検討してきた。会員から「プライバシーが侵害されるとの反発はないか」との意見が出たため、同連合会と連携するNPO法人のクリーンパトロール鹿児島(高田秋穂理事長)が商店街内で市民アンケート(3月24、25の両日、860人に聞き取り)を実施した。その結果、92%が「監視カメラが必要」、77%が「プライバシーが侵害されていると思わない」と回答した。また、24時間作動について「望む」が74%にのぼり、このことから24時間作動させることを決めた。

有馬理事長は、「犯罪抑止効果が期待できる。機器の設定変更など手続きが必要だが、出来るだけ早く24時間作動させたい」と話している。



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