小売店舗が万引き防止装置(EAS)の導入で重視しているポイントは、一番が検知性能、二番が価格、三番がメンテナンスなどのサービスであることが6日、わかった。仕様・運用のし易さは第四位、メーカー・ブランドはわずか6番目だった。これはEASのメーカー、販売業者による業界団体である日本EAS機器協議会(東京・四谷)が今年2月から3月上旬にかけて、EAS機器のユーザーを対象に行なった「EAS機器の実態調査」でわかった。
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EAS機器の実態調査の結果概要は次のとおり。(1)調査項目同協議会が6日明らかにしたところによると、この調査はEAS機器のユーザー334社を対象に郵送方式で行い、回答を寄せたユーザーは77社(回収率23.1%)。主な調査項目は、(1)調査対象企業の概要、(2)EAS機器に対する認識・評価、(3)EAS機器の効果、(4)声掛けの実践、(5)EAS機器の運用状況、(6)万引き・ロスの実態など。
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(2)回答ユーザー回答企業の業態で多いのはドラッグストアの約3割(28.6%)で、次いで書店(9.1%)、ホームセンター(9.1%)、アパレルショップ(9.1%)だった。AV・メディアソフト店(5.2%)、家電量販店(5.2%)がそれに続いている。
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