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青森市の成長タクシー(成田謙一会長)が監視カメラ機能を備えた「タクシー・エム」を全168台に搭載し、6月1日から運用を開始した。フロントガラス付近に設置した監視カメラで車両前方と車内を録画する。目撃情報などが乏しい事故の原因究明や全国で続発するタクシー強盗を未然に防ぐ効果が期待されている。県内初の試み。
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タクシー・エムは、事故の衝撃を感知して前後数10秒間の映像を記録する従来のドライブレコーダーとは違い、衝撃が無くても17時間連続でハードディスクに記録できるシステム。同社は、走行中の映像を使って乗務員の運転を検証、指導に当たるほか事故などで警察から要請があれば記録を提供する。
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このシステムを開発したのは札幌市に本社がある「白圭」。同社によると、同装置は成長タクシーをはじめ札幌(SKタクシー)、東京(中央無線グループ、チェッカー無線グループ)、名古屋(名鉄交通)などタクシー約3,000台にすでに導入され、間もなく広島、福岡などで使用されるという。
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