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半数以上が生活苦意識-厚労省調査 ~世帯平均所得563万円に減少、05年~ |
厚生労働省は30日、06年国民生活基礎調査結果を発表したが、これによると1世帯当たりの平均所得が05年は563万8,000円に減少し、その半数以上は生活苦を感じていることが分かった。仕事を持つ人の1人当たり平均所得は増えているため、同省は「1世帯当たりの仕事を持っている人が減ったのが要因ではないか」とみている。
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06年調査の平均所得(05年1月1日から12月31日までの平均所得)は、05年調査と比べて2.9%ダウン。生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と意識しているのは56.3%で、0.1ポイント上昇した。
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独身など世帯員が1人の「単独世帯」は25.3%と、調査開始以来最も多く、また65歳以上の人のみで構成される「高齢者世帯」の数も17.8%と調査開始以来、最高となった。
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