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児童・生徒携帯用の防犯ブザー電池が破裂

東京都中野区は25日、区立仲町小学校(中野区中央)と中野富士見中学校(同区弥生町)で児童や生徒が携帯する防犯ブザーの交換用電池として保管していた計9個が発熱、破裂する事故を起こしていたと発表した。区職員が同中学などから回収する際にも2個が破裂していた。同区は区立の全小中学校43校に指示し、防犯ブザーと電池の回収を始め国民生活センターにも報告した。
中野区によると、11個はいずれも中国製のボタン型電池で、型番は「LR44」。同区が今年3月、足立区の防犯用品販売会社から約3万4,000個を購入するなどして43校に配布した。このうち仲町小、中野富士見中では100個入りのパッケージを開封後、電池を重ねたまま保管しており、同区では保管方法に問題があり通電した可能性があるとみている。
中野富士見中では今月24日朝、職員室で「パン」という破裂音がしたため職員が確認したところ、レターケース上のパッケージに入れて保管していた電池のうち、4個が破裂。仲町小は25日午後、中野区から回収を求められ職員が確かめたところ、同様にレターケース上の電池5個が破裂していた。このほか同区職員が同日午
後、中野富士見中や上高田小学校(同区上高田)から電池を回収した際、計2個が破裂した。
いずれも怪我人はいなかったが、既に子どもたちに配布された電池が防犯ブザーの中で破裂する恐れもあるため同区は各校からの回収を急いでいる。


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