沖縄県警の調べによると、沖縄県で昨年1年間に刑法犯罪で検挙されたアメリカ軍の兵士や軍属などの関係者は63人 で、前の年より減ったものの逆に少年の検挙者数は倍近くに増えたことが分った。
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沖縄県警によると、昨年1年間にアメリカ軍の兵士や軍属などの関係者が起こした盗みや強盗などの刑法犯罪の件数は57件で、63人が検挙され前年より2人減った。
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このうち20歳未満の少年による犯罪は23件で、28人が検挙され逆に前年の16人から倍近くに増えている。
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罪種別にみると、盗みが21件で、27人と最も多く、次いで暴行や傷害などの粗暴犯が10件で、12人、さらに強盗などの凶悪犯も3件で5人が検挙されている。
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県警では、「米軍関係の犯罪で低年齢化が進んでいるかどうかは、しばらく状況を見る必要がある。ここ数年、犯罪件数がほぼ横ばいなのは警察によるパトロールの強化やアメリカ軍が行っている夜間外出制限などが背景にあるのではないか」としています。
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