野村総合研究所の子会社で情報セキュリティー対策を手掛けるNRIセキュアテクノロジーズは19日、インターネット利用者の3人に2人は何らかのトラブルを経験しているとした調査結果をまとめた。
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1年前の調査より被害者は若干減ったが、引き続き高い水準にある。犯罪や営利目的のコンピューターウイルスも増えており、NRIセキュアは注意を呼びかけている。
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過去1年間でネットを利用した際に何らかのトラブルを経験した人の比率は64.0%と1年前の調査より6ポイント減少した。05年4月の個人情報保護法の施行によりサービス提供者側の対策が進んだことが一因という。
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法令で制限されている宣伝や勧誘目体の迷惑な電子メールを受け取った経験のある利用者は49.0%。これも約8ポイント減ったが、依然高水準である。
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