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1歳の女児が死亡した街路灯事故でセコムが謝罪
~電線を法律の基準より低い位置に設置~

横浜市で先月、トラックに積んだショベルカーのアームが電線に引っ掛かって街路灯が折れ、1歳の女の子が死亡した事故で、電線が法律の基準より低い位置に設置されていたことについて、電線を設置した警備会社「セコム」が26日会見し、「工事会社に基準を伝えるのを怠っていたもので深くおわびしたい」と謝罪した。

この事故は先月2日、横浜市旭区の市道でトラックに積んで運んでいたショベルカーのアームが電線に引っ掛かって街路灯が折れ通りがかった親子にあたり、1歳の女の子が死亡し42歳の父親が大怪我をしたもので、トラックを運転していた男は業務上過失致死傷の罪で起訴されている。
この事故では、ショベルカーのアームの高さが道路交通法の制限を超えていた一方で、引っ掛かった電線は道路法で定められた基準の4メートル50センチより約30センチ低かったことが明らかになったことから、電線を設置した警備会社「セコム」が26日、東京・渋谷区の本社で記者会見を行い、経緯などを説明した。
セコムの原口兼正社長は、「高さの基準は設置の許可を受けた際に横浜市から渡された文書に記載されていたが、工事をする会社に伝えるのを怠っていたもので責任を感じている。亡くなられた方のごめい福を祈るとともに、皆さまに不安と迷惑をかけたことに対し、深くおわびしたい」と謝罪した。
セコムでは問題が明らかになったあと、全国の電線の設置状況について調査を始め、これまでに神奈川県内と石川県金沢市の2ヶ所で問題が見つかり、対策を進めているという。



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