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遺族らが質屋老夫婦殺害で懸賞金200万円

東京都江東区の質屋で02年12月に老夫婦が殺害された強盗殺人事件の遺族らが25日、犯人逮捕に結びつく有力情報に懸賞金200万円を提供することを明らかにした。
この事件を巡って、警視庁に寄せられた情報は4年間にわずか16件で、今年に入ってからは全く提供がない。「忘れかけていた記憶を呼び戻し、犯人逮捕に力を貸してほしい」とこの日、会見した長男の藤井宏さん(50)はそう訴えた。
同区北砂の質屋「藤井商店」の1階寝室で経営者の藤井義正さん(当時78歳)と妻えつ子さん(同74歳)が重さ5キロ以上の象牙で殴られ殺害されているのが見つかったのは02年12月10日朝。同庁は物取り目的の犯行とみているが、前日の夜は大雪だったため不審者などの目撃情報はほとんどなく捜査は行き詰まっている。
このため、宏さんら遺族や町内会の有志が先月、私財から懸賞金を捻出することを決め、情報提供を呼びかけるポスター約2万枚も作成した。
同じく会見した長女(54)も、義正さんが地区の青少年対策委員会の副委員長として子どもに命の大切さを教えるため草木を育てたり、魚を飼育したりする活動を熱心に続けていたことを明らかにし、「無念を晴らす手掛かりがほしい」と呼びかけた。


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