Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

刑法犯が4年連続減少、検挙率は7年ぶり30%超へ

警察庁が14日まとめたところによると、今年1~11月に全国の警察が認知した刑法犯は昨年同期比9.9%減の189万4,677件だったことがわかった。通年でも昨年を下回り、4年連続減少となるのは確実視されている。このままのペースであるなら年間約203万件だった98年の水準になる見通し。
11月までの検挙率は2.6ポイント高い31.5%で、99年以来7年ぶりに30%を超える見込み。数字上は治安回復の流れが定着したが、警察庁は「(殺人や強盗など)重要犯罪の検挙率は以前に比べて低く、体感治安の悪さに影響している」と分析している。そのため重要犯罪摘発に向けた取り組みを強化する。
1~11月に認知した殺人、強盗、放火、強姦の「凶悪犯」は、昨年同期比10.9%減の9,300件。これに略取誘拐と強制わいせつを加えた「重要犯罪」は8.9%減の1万7,200件で、検挙率は59.7%。98年の重要犯罪は年間で1万2,700件、検挙率は84.1%だった。


footer