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韓国の昨年の財産犯罪被害は5,382億円 ~財産犯罪被害件数は20万1,552件~ |
韓国の最高検察庁が今月6日に発刊した「2006犯罪分析」によると、昨年約44万件の財産犯罪が発生し、このうち財産被害を受けたのは20万1,552件で、財産被害の金額は4兆2,855億ウォン(1ウォン:0.13円)に及ぶことが分かった。
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被害額が最も大きかったのは貨幣関連の犯罪で、8万9,988件・3兆2,000億ウォン(約4,044億4,280万円)の被害が発生し、被害額全体の75.3%を占め、これに続いては有価証券関連の犯罪2,027億ウォン(約255億4,925万円/4.7%)、自動車関連犯罪866億ウォン(約109億1,547万円/2.0%)の順だった。
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財産被害の程度は10万ウォン(約1万2,605円)以上100万ウォン未満が13.0%と最も多く、100万ウォン以上1,000万ウォン未満が10.2%で、1,000万ウォン以上1億ウォン未満が3.4%であると集計された。
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財産犯罪の罪名別発生状況指数は01年度を100として、盗品269、背任122、窃盗113、詐欺113、横領111、損壊88だった。
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財産犯罪に対する検察の処分結果は、起訴率が23.4%、不起訴率が48.3%で、04年度に比べ起訴率は0.1ポイント、不起訴率は3.1ポイント増加し、不起訴中の起訴猶予率は1.3ポイント増加した。
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また、昨年の女性犯罪者の数は30万8,443人、少年犯罪者の数は6万7,478人で、04年の37万3,883人、7万2,770人に比べ減少した。
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一方、昨年の全体の犯罪発生および検挙状況は発生件数189万件、検挙件数162万件、検挙率85.7%、検挙人数189万人で、04年に比べ発生・検挙件数および検挙率は減った半面、検挙人数は増加した。
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