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 マレーシア・ペナン空港の航空貨物倉庫に強盗 ～4,700万リンギ相当のマイクロチップ強奪～ 20日未明、マレーシア・ペナン空港の第２航空貨物ビル倉庫に強盗が入り、4,700万リンギ相当のマイクロチップを強奪して逃走した。見張りやドライバー、運搬担当の20人を入れると合計24人からなる強盗団だという。 警官の制服を着用してビルに入った強盗4人が、まず同ビルの運輸会社倉庫に入り、中の労働者17人を制圧。強盗はナイフを突きつけて眠り薬を全員に飲ませ、マイクロチップをあらかじめ用意していたトラックに載せて持ち去る周到な手口だった。強盗は全員マレーシア人で、20歳～40歳ぐらいという。 17人のうち2人はマレーシア航空社員で、2人は関税局職員、一部の者はサトウキビ伐採用の山刀で殴られ、腕や顔に軽い怪我をしているという。 被害額が大きく、警察が17人の証言をもとに強盗団メンバーの身元の特定を急いでいる。ただ、強盗は監視カメラのテープを抜き去っており犯人逮捕には時間がかかりそうだという。