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「ドライブレコーダー」のLED問題で検討会、国交省 |
国土交通省は14日、「ドライブレコーダー」(交通事故の瞬間を映像で記録する装置)の一部機種で発光ダイオード(LED)式の信号機の光が映らない場合がある問題で、問題解決のための検討会を発足させた。事故分析に活用するために必要な性能を定め、被害軽減装置の開発に生かしていく。
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ドライブレコーダーは、フロントガラスに付けたカメラで前方を撮影し、急ブレーキなどの衝撃があると前後15~30秒間の映像を記録する。全国のタクシー約27万台の1割以上が搭載済みだが、撮影方式などが機種によって異なり、LED信号機とカメラの撮影間隔が同調し信号が消えているように映るケースがあることが最近分かった。
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検討会は、東京大の吉本堅一名誉教授を委員長に、警察庁や日本自動車工業会などの12人で構成。年度内に技術指針をまとめる予定。
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