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出店荒らし急増 神戸県警まとめ

県内の刑法犯認知件数が七月末で九万件を突破したことが、十九日までの県警街頭犯罪等抑止総合対策室のまとめで分かった。既に一九九八、九九年の一年分を一万件以上も上回るペース。しかし、前年からの伸び率は次第に鈍化しており、県警は伸び率全国ワースト1の返上に向けて対策を練っている。
七月末現在の認知件数は前年同期比約10%増の約九万千三百件。検挙件数は約一万四千件で検挙率は15・7%。昨年一年間の14・5%こそ上回っているが、上半期の全国平均を6ポイント下回っている。
中でも出店荒らしが淡路を除く全域で増加。前年同期より二百五十件以上多い約千七百件となっている。明石、加古川で各百件以上あり、東北播が最多発地域となった。
また、七月だけで、ひったくりは三百二十件、空き巣は約五百件発生し、依然、高水準で推移している。しかし、対前年同期比の増加率をみると、ひったくりは一月の30%から七月には20%弱に、空き巣も60%から30%近くに半減。他にも、路上強盗や自動車盗など、刑法犯の多くで伸び率が沈静化している。


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