政府は、コンピューター情報を保護する国民の意識を高めるため、来年から毎年2月2日を「情報セキュリティの日」とすることを決め、シンポジウムなどを通じて国民に対する広報活動を行っていくことになった。
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コンピューター情報をめぐっては今年、ウィニーと呼ばれるコンピューターソフトを介して、パソコンから情報が流出する被害が相次いだ。こうした中、政府の「情報セキュリティ政策会議」は、コンピューターウィルスなどを使ってコンピューターネットワークを止めたり機密情報を盗んだりするサイバーテロ対策を検討しており、初めてコンピューター情報を保護する対策を打ち出した日にちなんで毎年2月2日を「情報セキュリティの日」とすることを決めた。
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そして、この日に合わせて政府や地方自治体などが主催するシンポジウムなどを全国で開き、国民に対する広報活動を行うほか、コンピューター情報を保護する技術の向上に貢献した技術者や団体を表彰することを計画している。
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