15日、山梨県甲斐市で防犯ブザーや強化ガラスなど最新の防犯機器を紹介する催しが開かれた。これは山梨県警・南甲府警察署が住民みずからに犯罪に備えてもらおうと開いたもので、会場の甲斐市の竜王武道館にはブザーや強化ガラスなどの最新の防犯機器や小学生が通学路を歩いて確かめた危険な場所を記した安全マップなど約170点が展示された。
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このうち不審な人物に網を発射して動けなくさせる防犯器具のコーナーでは訪れた人たちが実際に不審者役の警察官に向けて発射して効果を試していた。また、ガラスの間に樹脂の膜を挟んだ防犯ガラスのコーナーでは、ガラスを金づちで力いっぱいたたき、なかなか割れないことに驚いていた。
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同署によると、甲斐市の竜王地区では今年に入ってから先月末までで計322件の空き巣や車上ねらいなど犯罪が起きているほか、子どもが不審な人に追いかけられたり声をかけられたりするケースは今月14日までに12件起きているという。
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