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警察庁のまとめで、未成年者による親の殺害や殺害未遂事件が急増していることがわかった。 例年数件で推移してきたのが、昨年はいきなり17件に跳ね上がり、今年もすでに10件が報告された。経済的に恵まれた家庭での男子による事件も目立つ。
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刑事処分対象になる14歳以上の子どもによる親の殺害(未遂含む)は、年間3~10件で推移していたのが昨年は17件と急増した。今年も昨年に次ぐハイペースで、8月と9月にもそれぞれ2件ずつ相次いだ。
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事件の急増を受け警察庁は先月、少年による親の殺人・殺人未遂事件にどのような傾向があるのか分析したが、昨年と今年の目立った15事件を動機別に分類。「成績や生活態度を叱責・注意された」が過半数を占め、「異性交際を注意された」「親に暴力を振るわれた」などを上回った。
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