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都内のタクシーが子供を守る「駆け込み寺」に

タクシーを子どもの「駆け込み寺」に-。タクシー会社で構成する東京乗用旅客自動車協会(千代田区))は18日、今月26日から「タクシーこども110番」制度を始めることを明らかにした。同様の制度はすでに24道県で導入されているが、都内を走る法人タクシーの約95%にあたる約34,000台が参加するという大規模なものになるという。
「駆け込み寺」となるタクシーには「110番」のステッカーを張る。子どもが助けを求めてきた場合、運転手は車内に保護して、警察に通報する。
都内の法人タクシーの乗務員は計約70,000人。各社ごとに、「乗客がいる場合には協力を求める」「凶悪犯罪の場合に無理な対応はしない」などの対処方法を徹底させる。
同協会は「他県で具体的に犯罪から子どもを守った事例は聞いていないが、こうしたタクシーが街を走っているだけで犯罪への抑止効果になる」と話している。同協会によると、都内には法人タクシーのほかに約20,000台の個人タクシーもあるが、調整がつかなかったため当面は法人タクシーだけで取り組むという。


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