|
|
コンビニ店長殺害の受刑者に8,300万円の損害賠償命令 |
東京地裁(秋吉仁美裁判長)は6日、02年にJR東京駅でコンビニエンスストア店長、桶田順彦さん(当時33歳)を刺殺したとして強盗殺人罪で無期懲役が確定した大森秀一受刑者(37)に対し、遺族が約8,700万円の損害賠償を求めた訴訟で約8,300万円の支払いを命じた。
|
大森受刑者は今年2月の口頭弁論で、遺族側の求めに応じて異例の出廷をし、「命ある限り償って行きたい」と遺族に直接謝罪していた。この日の判決後、桶田さんの父清順さん(63)は「受刑者の考えを直接聞きたいというのが訴訟の最大の目的だった。判決は受刑者には重荷だろうが耐えて更生してもらいたい」と涙を浮かべて話した。
|
判決によると、大森受刑者は02年7月21日、東京駅構内のコンビニ店で万引きした後、桶田さんに取り押さえられ、逃げようとして桶田さんの腹をナイフで刺し殺害した。
|
|