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 知財権侵害で輸入差し止め件数は中国がトップ、財務省 財務省は4日、知的財産権侵害の疑いで輸入を差し止めた偽ブランド品などの件数が05年度に前年度比47％増の13,467件となったと発表した。 統計のある82年以来、過去最高。国別では中国からの輸入品の差し止め件数が6,278件と最も多く韓国を上回った。商標権や著作権など知財権侵害で差し止めた輸入品の点数は6％増の約110万点。国際郵便を利用するなど巧妙な手口が増えているという。 品目別では件数全体の約5割を占めるハンドバッグや財布などのバッグ類が目立った。同省は04年12月に偽ブランド品の取り締まりで協力する税関相互支援協定を韓国と締結。今年4月には中国とも協定を結び、取引の手口に関する情報交換を進める一方、知財権を侵害した物品の輸入差し止めを権利者が申請する制度を設け知財権保護を強化している。