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来年3月20日からIC旅券へ

政府は22日の閣議で、偽造旅券の不正使用によるテロや国際犯罪防止のためIC(集積回路)チップ付き旅券(パスポート)を導入する改正旅券法を来年3月20日に施行することを決めた。
同日以降の旅券申請者にはIC旅券が発給される。すでに発給されている旅券はIC旅券が導入後も有効期間中使用できるが、希望者はIC旅券に切り替えることができる。
IC旅券は、米国が査証免除継続の条件として各国にIC旅券導入を求めているもの。
旅券冊子中央に非接触IC(集積回路)チップを搭載したプラスチックカードが組み込まれ、ICチップには旅券名義人の氏名、国籍、生年月日、旅券番号などの旅券面情報のほか、旅券発給申請書に貼付された写真から読み取った顔画像が記録され、写真などを偽造してもICチップで本人確認が可能となる。旅券申請手続は大きく変わることはないが、写真の規格が変更になり、旅券発給手数料はICチップの実費として1,000円が上乗せされる。
なお、新しい旅券発給手数料は、有効期間5年の旅券は11,000円、10年の旅券が16,000円となる。


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