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本部長会議で警察庁長官が「犯罪情勢依然厳しい」と指摘 |
  警察庁は31日、全国本部長会議を都内で開いた。漆間巌長官は訓示で「刑法犯認知件数は昭和期の約2倍と犯罪情勢は依然厳しい」と指摘し、全国の警察を挙げて治安回復に向けた施策を一層強力に推進するように指示した。 |
  その一方で、漆間長官は「刑法犯の認知件数は9月末現在で前年同期比11.7%減となり、世論調査で政府が力を入れるべき課題として犯罪対策を挙げる意見も減少に転じた」とも述べ、統計に基づく「指数治安」だけでなく、国民が安全・安心を実感する「体感治安」に改善の兆しが表れつつあることも強調した。 |
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