神奈川県横浜市港北区日吉駅前の3つの商店街の「通り会」が「監視カメラ」を11月末までに計36台の設置する。犯罪の抑止力になればと地元商店会では期待している。監視カメラを設置するのは「中央通り」(14台)、「浜銀通り」(16台)、「メールロード」(6台)。カメラは「死角」が生まれないように配備される。 |
総事業費は約1,550万円。各通り会が設置台数分の費用の半分を会費などから捻出し、残りの費用は横浜市と神奈川県からの助成金でまかなう。 |
日吉駅前では4、5年前から商店への空き巣、シャッターの落書き被害が急増し、また酔っ払い同士の喧嘩なども多数発生していた。そのため日吉商店街協同組合では“買い物客が安心して過ごせる町”を目指そうと、昨年から監視カメラの導入に向けた協議を進めていた。今年8月末には市と県に助成金の申請を提出し、このほど認められた。 |
監視カメラのモニターは、同組合事務局が入る日吉本町東町会会館に2、3台設置する予定。24時間作動し録画機能も付ける。決まった人員以外のテープ閲覧を禁止するなどプライバシーの保護にも配慮しているが、「刑事事件など特別な場合は警察へのテープ提出も考えている。『カメラ稼動中』のステッカーを貼るなど監視カメラの認知を広めていきたい」としている。 |