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 窃盗罪に50万以下の罰金刑新設、法務省が要綱案まとめる 法務省は28日、窃盗罪や公務執行妨害罪に罰金刑を新設するなど罰金刑を見直す刑法、刑事訴訟法改正の要綱案をまとめた。業務上過失致死傷罪の罰金刑を引き上げるほか、簡易裁判所の略式命令で科すことのできる罰金の上限引き上げも盛り込んだ。 要綱案を10月の法制審議会に諮問し、来年の通常国会に改正法案を提出する予定である。 要綱案では、窃盗罪に50万円以下の罰金刑を、公務執行妨害と職務強要の両罪に30万円以下の罰金刑を加える。業務上過失致死傷と重過失致死傷の両罪の罰金刑を50万円以下から100万円以下に引き上げ、略式命令で科す罰金の最高額も50万円から100万円に引き上げる。