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三菱電機が監視用カラーカメラ「CIT-8700」を発売~逆光や暗がりなどでも鮮明な画像に自動調整~

三菱電機は3日、監視カメラシステム「MELOOK Gシリーズ」の新製品として、逆光や暗がりなどでも、常に鮮明な画像に自動調整する機能を搭載し、同社従来機比約4割の薄さで壁面取り付けも可能な薄型ドームカメラ、三菱監視用カラーカメラ「CIT-8700」(38万画素。標準価格:20万円)を25日から発売すると発表した。年間販売台数は2万台を予定している。
近年、監視カメラの活用分野の拡大と監視場所の多様化に伴い、時間や場所を問わず鮮明な画像を得たいという要望が強くなっている。今回発売される「CIT-8700」は、新開発の「スーパー・ファイン・ビュー機能」をはじめ各種映像補正機能を搭載し、逆光や暗がりなど従来では撮影できなかった環境においても鮮明な画像が得られるというもの。また、同社従来機比約4割の薄さでカメラの存在が目立たず、壁掛け設置も可能である。
新製品の特長は次のとおり。
1.「スーパー・ファイン・ビュー機能」搭載で逆光環境でも鮮明画像
新開発の「スーパー・ファイン・ビュー機能」により、撮影範囲の中で照度の異なる被写体や背景などの画像データを分析して、鮮明な画質を自動生成する。
人物が日差しを受けた明るい入口から暗めの店内に入ってくる場合では、店内が暗く映り、入った人物の判別が困難だった。また、従来の逆光補正機能で人物を明瞭に映るようにすると、店舗外の背景は白くなってしまうが、この機能の搭載により人物と店舗外の背景をともに鮮明に映し出すことができる。
2.暗い所では感度の高い白黒映像に自動切り換え、鮮明な監視を継続
昼夜を問わず連続監視する場合、肉眼でも見えにくい低照度環境でのカラー撮影には限界があった。高感度な白黒カメラの特性を活かし、暗くなるとカメラが自動的に判断して白黒に切り換え、カラーカメラに比べ約12倍の感度で鮮明な監視を継続する。
3.高さ80ミリメートルの軽量・薄型設計により壁掛け設置も可能
高さ80ミリメートル(当社従来機比約4割)の軽量・薄型コンパクト設計により、天井面だけではなく、壁面へ横向きに取り付けることも可能。
壁面取り付けの場合でも、レンズ支持部の水平、垂直方向に加え、レンズ軸まわりの回転を可能とした「3軸方向調整機能」により、撮影対象に正対した画像が得られる。


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