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PC使わず動画配信、ITベンチャーが低価格カメラを開発

情報技術(IT)ベンチャーの十条電子(埼玉県川口市)は29日、高速インターネット回線を利用し、遠隔地のパソコンや携帯情報端末(PDA)から留守宅の子どもの無事などを動画映像で確認できるサーバー機能搭載の低価格カメラを12月5日からパソコン量販店などで発売することを明らかにした。
「どこでもe(イー)見張り番」と名付けたカメラは、本体が縦6.5センチ、横10センチとたばこの箱程度の大きさ。ADSL(非対称デジタル加入者線)や光ファイバーなどのネット常時接続サービスを利用し、毎秒6コマの簡易動画を配信することが可能。
店頭価格は約3万9,000円の見込みで、パソコンにカメラを接続して動画を配信する場合と比べ、手軽で低価格なのが特長だ。台湾の提携メーカーがサーバー機能を一つの半導体チップにまとめて搭載、小型化した。
別売りのPDA用ソフト(9,800円)を組み込めば、東芝、カシオ計算機などのPDAで映像を閲覧できる。カメラの前を人が横切った場合などに、動きを感知して電子メールで知らせる機能もあり、留守宅の防犯だけでなく、病院で出産直後のわが子の様子を別室のベッドから確認したい母親向けサービスなどにも利用されそうだ。
十条電子は将来、携帯電話からも動画映像を閲覧できるよう製品を改良する計画である。


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