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松下電工が異常発生を音声メッセージで自動通報する「自動通報機」を12月から発売

松下電工は、高まる住宅の防犯ニーズに対応し、防犯や防災システムと組み合わせて住まいの異常発生を音声メッセージで、電話回線を通して最大4ヶ所へ自動的に通報する「自動通報機」(WQNT102/70,000円、WQNT103/71,000円・通知釦付き)を12月1日より新発売する。初年度400台/月を販売する計画。
近年、刑法犯の件数の上昇や高齢者世帯の増加など市民の安全なくらしへの関心は年々高まりを見せ、特に高齢者世帯で何かあった場合外部へ知らせたい、共働きで長い時間家を空けるケースの多い世帯で、家の異常を外出先へ通報したいなどのニーズが増えている。
このため同社では、従来から培ってきたテレコミュニケーション技術を基礎に、コンパクトで高機能の自動通報機を開発したもの。12月1日から新発売する「ワイヤレスセキュリティシステム」(既報)との連動で、より安全で安心なくらしが実現できるとしている。
特長は次のとおり。
1)異常発生と同時に電話回線を通して4ヶ所まで自動通報(110番、119番には通報できない)
・携帯電話や知人など最大4ヶ所の通報先が設定できる。
・4ヶ所のうち、どこかに通報できれば通報を完了できるモードと、全ての通報先に連絡するまで通報を繰り返すモードを選択できる。
(繰り返しモードの時、繰り返して3回呼び出しても応対がない場合は通報を終了する)
2)建物侵入や火災発生など、システムや機器からの入力に応じて8種類のメッセージで対応可能
・接点入力回路を5回路用意し、それぞれの入力に応じて(火災や防犯など)警告メッセージを設定することができる。
・音声メッセージは8種類の固定メッセージを用意しており、ユーザーでメッセージを吹き込んで録音(8秒間)することも可能。
<固定メッセージ>
・非常(異常事態の総称)
・防犯異常
・防犯異常(敷地侵入)
・防犯異常(建物侵入)
・火災
・ガス漏れ
・不完全燃焼
・緊急コール
※メッセージ例
・「こちらは○○市の□□太郎です」←発信元は必ず入れる。(12秒間)
・「ピーポー・ピーポー非常発生」←メッセージメニューから選べる(オリジナルメッセージも可能。)
3)自動通報動作後に3分間相互通話ができるので、相手の安否確認が可能
・防犯システムから警報信号を受け取ると自動通報する。相手とつながると、その後3分間は通信が強制的に確保され、相手の声が自動通報機から聞こえ、相互に通話ができる。
・停電時には停電になったことを通報できる。(停電後1時間はもう1度通報する)
仕様は次のとおり。
○WQNT103(通報釦付)
・適用回線:一般アナログ電話回線専用
・最大通報先登録数:4ヶ所
・回線種別:PB/DP20/DP10
・最大通報番号桁数:32桁
・接続電話機:一般電話機1台
・通報入力:5入力(無電圧a接点)
・通報入力有効時間:250ms以上
・接続チャイム:EC730W
・電源電圧:AC100V 50/60Hz
・消費電力:動作時/最大5.0W以下
・適合ボックス:2コ用スイッチボックス(ワイヤレスセキュリティ受信器と連接する場合は4コ用スイッチボックス)


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