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日立情報システムズのPKIパッケージ「SSCom」がソニー製の指紋認証装置に対応

日立情報システムズ(東京都渋谷区、堀越 彌社長)は16日、自社開発のPKIパッケージ「SSCom(エスエスコム)」の個人認証デバイスとして、現状のICカード(注)、USB型認証トークンに加え、ソニーの指紋認証トークン「PUPPY(パピー、型番FIU-810-N03、以下FIU-810)」を採用したことを発表した。
今回、同社が採用した「FIU-810」は、この秋に発売予定の新製品であり次の特長がある。
1)コンパクトなスティックタイプ
2)64MBの大容量フラッシュメモリを搭載し、指紋認証で保護される領域を自由に設定可能
3)指紋認証とPKI(公開鍵暗号基盤)の組み合わせにより、安全性が高い本人確認が実現可能
「SSCom」は、ICカードやUSB型認証トークンにデジタル証明書を格納し、ネットワークにアクセスする際に使用することで個人認証、VPN通信、アクセス制御を同時に実現する商品である。
今回、「SSCom」が「FIU-810」に対応したことにより、1つの認証システム内でICカード、USB型認証トークン、指紋認証の使い分けが可能になった。指紋認証を必要とする特定者だけに適用できるため、高額な投資をせずに短期間で手軽に指紋認証が行える。同社では機能強化した「SSCom」を、セキュリティ対策の強化に取り組む企業・自治体に向けて積極的に拡販していく。
なお、同社では指紋認証に対応した「SSCom」を、10月22日~24日に東京ビッグサイトで開催される「Security Solution 2003」(日経BP社主催)のソニーブースに出展・紹介する。
(注)「SSCom」が対応する個人認証デバイスには、接触型ICカード、USB型認証トークンのほか、ソニーのFelica技術を用いた非接触ICカード(以下「Felicaカード」)がある。
「SSCom」の販売価格、販売目標は次のとおり。
1)販売価格:50ユーザーで100万円から(パッケージソフト、指紋認証トークンのみの最小構成)
2)販売目標:3年間で120システム、累計で3億円の売上を計画(ハード、保守料含む)


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