チェックポイントシステムジャパン(東京・千代田区神田和泉町、波多野一義社長、電話:03-3864-1774)は9日から、38万画素の監視カメラと20インチ液晶モニターを一体化した「クラリティAPV」を発売した。同社の親会社であるチェックポイントシステム社が流通小売業のニーズに基づいて開発したもので、従来の監視カメラシステムのあり方を変えてしまうようなモニタリング・スタイルが最大の特徴である。監視の合間に販促用ビデオを表示することが出来、販売促進用ツールとしても活用できる。価格は1機50万円。 |
クラリティAPVは、厚さがわずか7センチというコンパクトな20インチ液晶モニターの下部に、外からは全くその存在がわからない38万画素の監視カメラが内蔵されている。1台で2つの機能(監視及び販売促進用ツール)の機能を併せ持ったクラリティAPVは、万引きなどの不正行為が発生しやすい商品陳列棚や通路に設置することにより、鏡のようにお客の姿をはっきりとモニターに映し出す。 |
光センサーが内蔵されているので、モニター画面の明るさを自動的に調整・管理することが出来る。明るさによって、「昼モード」「夜モード」「スリープモード」の3つに設定できる。店内が暗くなるとモニターは「夜モード」になり、さらに暗くなると「スリープモード」になり、電源は自動的に切れる。店内が明るくなると、自動的に監視カメラ機能あ稼動する。 |
液晶モニターの輝度は2分の1、バックライトの寿命は6万時間で設計されており、これは常時稼動しても5年以上の耐久性がある。実際には、夜間は「スリープモード」に切り換えられるので寿命はさらに長くなる。 |