松下エコシステムズ(株)(旧:松下精工、平田 爲茂社長)は、環境保全に対する関心の高まる中、風力・太陽光の2大自然エネルギーによる発電装置を搭載したハイブリッドタワー「風かもめ」3機種を12月16日(34タイプは04年4月発売予定)より発売する。 |
これまでのハイブリッドタワーは、LEDや蛍光灯を用いたサイン灯や照明塔として採用されていたが、本製品は、さらに明るい照明塔として、また商用電力の不要な電源装置として期待されている。 |
本製品は、小型風力発電と太陽光発電を利用し、蓄電池から外部出力電源をとり、監視カメラやネットワークカメラなどの搭載が可能である。これにより照明だけではなく、監視カメラやその他情報機器での用途が広がる。また、照明照度をタワーより3m離れた床面で7ルクス(パルック丸形蛍光灯18Wの場合)と従来機種比約3倍の明るさとし、用途に合わせて蛍光灯容量も選択できる。更に、さまざまな点灯制御と減光制御で、照明制御ニーズに応えることが出来る。 |
本製品の特長は次のとおり。 |
1.外部出力電源の標準装備(08タイプを除く)で用途を拡大 DC12V3Aまでの屋外機器に対応でき、ネットワークカメラや監視カメラなどの搭載が可能となり、照明だけでなく、監視カメラやその他情報機器としての用途が広がる。 |
2.大幅な照度アップで明るく照らす。 パルック丸形蛍光灯の採用で、18Wタイプでタワーから3m離れた床面で約7ルクスの照度を確保。用途に合わせて15W、18W、28W、41Wから選べる。 |
3.デザイン性に優れ、安定した発電デバイスを搭載 太陽光発電は、単結晶シリコン高効率セル、ライトスルーモジュールを組合わせ採用。風力発電は、低騒音と高い安全性のサボニウス風車を採用。
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