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東芝情報機器がPC認証ソフトウエア「顔deろぐおん」を11月発売

東芝情報機器(株)(能條 昭社長)は6日、パソコンへのログオン認証やスクリーンセーバーのロック解除をオペレータの「顔」で行うパッケージソフトウエア「顔deろぐおん」を商品化し、11月より発売すると発表した。
ブロードバンドの普及に伴いWebコンテンツが急増する現在、ITを基軸としたビジネススタイルは大きく変化しており、情報のネットワーク化が急速に進む環境下では、経営のスピード化や情報共有による業務効率化が求められている。顧客情報や社員の個人データ、会議資料、企画提案書など、様々な重要情報がデジタル化されている。
企業においては情報資産価値の防衛や危機管理の一環として、様々な危険や脅威から情報システムを保護する手段として、セキュリティは企業責任として必要不可欠なアイテムとなっているが、ネットワークシステムはもちろん個人利用のPCもさまざまな危険にさらされている。たとえば、会社に侵入されて個人のPCを持ち出された場合、ハードウエア紛失の被害よりも保管された「情報」の紛失こそが多大な被害となって響いてきる。
パソコンへのログオンは、既に様々な分野からセキュリティ商品が発売されているが、従来の商品は認証に必要となる物体を紛失する危険性や接触物の衛生面などの問題点を抱えていた。
「顔deろぐおん」は、東芝の入退システムで培った顔認証の中でも高性能の認証精度と、操作性ノウハウを凝縮した東芝独自開発の顔認証エンジンSmartFace Proによって顔の認識、照合を瞬時に実行し、快適かつスピーディに情報管理を実現するシステムである。
その人固有の「顔」を認証パスワードとしてPCログオンを行う画期的なパッケージソフトウエアとして11月から発売を開始するもの。
商品の最大の特徴は、USBカメラで、使う人の「顔」を認証してパソコンにログオンすることだが、次のような特長がある。
1.心理的負担のない快適操作
「顔deろぐおん」は、指紋照合機のようにパネルに指を触れる必要がない。 心理的な負担もなく衛生的。
2.履歴の管理も容易
照合時の顔画面をログオン履歴として記録。ログオン者の名前やログオン時間などと併せて確認できるため、不正が起きた場合の確認も的確に行えます。また、カメラの存在により不正行為そのものを事前に抑止する効果も期待できる。
3.スピーディーな認証処理
照合速度は約1秒。カメラに視線を送るだけで照合処理を完了しますので、煩わしさを全く感じさせない。また、顔情報の登録、削除も本体の簡単な操作で行える。
4.キーの紛失がない
ログオンの鍵がオペレーターの「顔」なので、鍵の携行はもちろん、紛失、不正複製といったトラブルから解放される。
希望小売価格は次のとおり。
・パッケージソフトウエア  6,980円 (消費税別)
・USBカメラセット価格  14,980円 (消費税別)
※発売記念として、USBカメラセットは7,980円(消費税別)で限定2,000個を販売する。
主な機能/性能は次のとおり。
・最大登録人数 5名
・アクセス履歴 100件(OK/NGの総和)
・1ユーザー登録パターン数 最大4パターン
・コンピュータロック解除機能
・照合アルゴリズム→東芝製顔照合エンジンSmartFace Proによる。
・照合方式:1:N方式
・画像サイズ 320×240ピクセル


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