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パナソックが新ネットワークカメラなど発表
~新たな万引き未然防止システムも可能~


パナソニック システムネットワークス㈱(旧松下電器産業の監視カメラ関係の新会社)は9日、アイプロシリーズ ネットワークビデオエンコーダーDG-GXE500を6月から、i-PRO SmartHDを新コンセプトにネットワークカメラ4機種を7月から8月に新発売し、リアルタイム顔照合機能搭載のネットワークディスクレコーダーを開発中だと発表した。

6月から発売するアイプロシリーズ ネットワークビデオエンコーダーDG-GXE500は、パナソニック独自のプラットフォームであるUniPhierシステムを搭載。H.264ハイプロファイル方式の高圧縮技術により、最大4台のアナログカメラの映像をH.264/Mpeg、Jpegに変換し、IPネットワークのシステムと組み合わせ、高画質・フル動画(VGA30fps)によるストリーミングで、監視・録画を可能としたもの。これにより既存のアナログカメラ映像をIPネットワークに取り込むことが可能となり、資産の有効活用へ貢献する。

加えて、ケーブル補償機能、カメラ同軸通信機能など多岐にわたる機能を搭載し、様々な場所やシーンで求められる監視システムにおいて、高画質、フル動画による映像を提供することが可能となっている。本体希望小売価格は201,600円。

7月から8月にかけて順じ新発売するi-PRO SmartHDを新コンセプトにネットワークカメラ4機種は、7月発売がDG-SP305(本体希望小売価格98,700円)とDG-SP304V(同79,800円)、8月発売がDG-SF335(同141,750円)とDGSF334(99,750円)。

今回のネットワークカメラ4機種は、特に店舗・商業施設から様々のニーズに対応している。パナソックの独自のプラットフォームであるUniPhierシステムLSIを搭載。H.264ハイプロファイル方式の高圧縮技術により1280×960、および1280×720での30fpsのHD動画配信を実現。運用で求められる真の高画質となっている。

また、撮像素子には新開発1/3型MOSセンサーを採用。機器の省電力化に加え、最低照度0.3lx(カラー時)で、夜間の駐車場など、光量が少ない環境でもはっきりとした監視映像を得ることが可能となっている。

さらに、従らいからの顔検出機能に加え、ワイドダイナミックレンジ機能を搭載。店舗への入り口など逆光など顔が判別しにくい環境でも、顔部分を自動検知し、露光ほせいすることにより自然な映像を提供する。

開発中だと発表したリアルタイム顔照合機能搭載のネットワークディスクレコーダーは、バイオメトリクス顔認証システム技術を用いずに監視カメラのみを使って、登録した人物の顔画像と、ライブ画像をリアルタイムに照合し、通知を行うことを可能としたもの。これにより万引き見未然防止システムの構築がバイオメトリクス顔認証技術を用いずに可能となる。



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