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高千穂交易、大量万引きの検知装置を発売へ
~カメラ映像の解析で瞬時にキャッチ~

高千穂交易(東京都新宿区)は14日、ドラッグストアや書店、家電量販店などで多発している大量万引きを防止するため、大量万引検知装置「TK-Multi Eye(TK-マルチアイ)」(定価:39万8,000円。工事代は別途。サイズは幅215mm×高さ66mm×奥行き164mm。重さは約3kg)を開発し10月1日より販売を開始すると発表した。
近年、小売業では、従来の万引きとは異なり、見張り役や実行役、車両待機役などに分かれ、組織化して高額な商品を大量に持ち去る悪質な犯罪が数多く発生しているが、こうした犯罪の悪質化により、一回の被害額が数十万円に上るケースも見受けられ、小売業界においては、その対策が急務となっている。
こうした中、高千穂交易では、長年培ってきた万引き防止システムの技術と運用ノウハウを活かし、カメラ映像の解析によって大量万引きを検知するシステム「TK-Multi Eye」を開発した。大量万引きが発生した場合、無線受信機や外部音声アラームのほか、モニター画面へシグナルが発信されるため、小売店舗側では即座に大量窃盗の発生を把握することができる。
この「TK-Multi Eye」本体には4台のカメラを接続することができ、1台のカメラで複数のエリア(棚)を同時に監視することが可能となっている。また、既に使用している防犯カメラやデジタルレコーダーにも接続できるため、低コストでの運用が可能。
高千穂交易では、この「TK-Multi Eye」を大量万引き被害の多いドラッグストアや書店、家電量販店に販売するとともに、スーパーマーケットやアパレルショップなどへも販路を広げることで、初年度300台の販売を見込んでいる。


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