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パナソニックが監視カメラ6機種を8月から順次発売へ
~独自の新カメラ技術スーパーダイナミック5を採用~

パナソニック システムソリュ-ションズ社は3日、パナソニック独自のカメラ技術「スーパーダイナミック5」を採用したカラーテレビカメラWV-CP500(8月から。本体希望小売価格157,500円)、WV-CP504(8月から。157,500円)、WV-CW504F(9月から。189,000円)、カラーテルックカメラWV-CP55(8月から。147,000円)、WV-CP55V(8月から。オープン価格)、WV-CP50V(8月から。オープン価格)の6機種を8月から順次発売すると発表した。
同社のスーパーダイナミックシリーズは、常に鮮明な映像画質が求められる監視カメラにおいて画質の良さと高いダイナミックレンジが評価され98年の登場以来、出荷台数が累計で200万台に達成しているが、発売されるカラーテレビカメラ6機種は、信号処理回路に新開発のスーパーダイナミック5方式を採用。照度差の激しい被写体も、明るい部分から暗い部分まで鮮明な映像で撮影することができる。また、低照度時に自動的に白黒モードへ切り換えるデイ/ナイト機能やカラー/白黒切り換え時に自動的にバックフォーカスを調整するABF(Auto Back Focus/オートバックフォーカス)を搭載している。さらに従来に比べ高精度・高機能な動体検知機能であるi-VMD(intelligent-Video Motion Detection/インテリジェント映像動体検知)の搭載により、効率的な監視が可能となっている。
なお、6機種3日から6日までの4日間、東京ビッグサイトで開催されているセキュリティ・ショーに出品中(パナソニックブース 小間番号:SS2305)。
主な特長は次のとおり。
(1)独自の新カメラ技術 スーパーダイナミック5を採用
 1/3型CCDを搭載した本機は、信号処理回路に独自の新カメラ技術 スーパーダイナミック5を搭載し、通常のカメラと比較して、約128倍の高ダイナミックレンジを実現。さらにこれまで培ってきたスーパーダイナミック技術に加え、ABS(Adaptive
Black Stretch/適応型暗部補正)技術を採用することにより、照度差の激しい被写体も明るい部分から暗い部分まで、より自然な映像で撮影することができる。また水平976画素の新開発CCDを採用し、業界初の水平解像度650TV本の 高解像度を実現。
(2)カラー/白黒切り換え時に自動的にバックフォーカスを調整するABF搭載
 低照度時には自動的に白黒モードへ切り換えるデイ/ナイト機能(WV-CP50Vは簡易デイ/ナイト機能)を搭載することで、最低照度がカラー時:0.3 lx (F1.4) 白黒時:0.04 lx(F1.4)の高感度を 実現。また、カラー/白黒切り換え時には自動的にバックフォーカスを調整するABF(オートバックフォーカス)機能も搭載し、近赤外照明などで発生するフォーカスのずれも自動的に補正する。これにより道路や各種施設の外周、駐車場、港湾など、昼夜を問わない24時間監視が求められる環境下においても鮮明な映像監視が可能になった。
(3)i-VMD(インテリジェント映像動体検知)の搭載で、効率的な監視を実現
 i-VMD(インテリジェント映像動体検知)を搭載し、以下の検知を行う。
・動き検知:監視中、エリア内に動きが生じた場合
・置き去り/持ち去り検知:忘れ物や不振物の置き去り、物が持ち去られたりした場合
・妨害検知:カメラを布などで覆い隠されたり、カメラの向きを変えられるなどの、映像に大きな変化が生じた場合
 また、検知時にはアラーム信号を送出し、効率的な運用や万一の際の事後の検証性向上を実現するとともに、全ての映像を撮影しなくて良い場合には、使用ハードディスク容量の削減へも貢献する。これらにより従来方式に比べて検出分解能を大幅に向上させ、木の葉のゆれなど動き検知が誤作動を起こしやすい環境での検出精度を向上させている。
(4)耐衝撃性と防水性を備えたWV-CW504F
 ドーム型のWV-CW504Fは、筐体にアルミダイキャストボディ、ドームカバーにポリカーボネート樹脂を採用することで、優れた耐衝撃性と、IP66/JIS 6等級耐水形の防水性を備えている。さらに除湿素子を 装備し、環境変化で発生するドームカバーのくもりを抑制している。


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