三菱電機は22日、映像監視システムの記録に用いる普及型デジタルレコーダーの新製品として動画圧縮記録方式にMPEG-4を採用し映像入力4chの「DX-TL604シリーズ」(2機種)と映像入力8chの「DX-TL608シリーズ」(2機種)を22日から順次発売すると発表した。
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セキュリティに対する社会的関心の高まりとともに導入が進む映像監視システムには、鮮明な動画による長時間記録や記録データの検索、取り出しの簡易な操作が求められているが、今回の新製品は最上位シリーズに搭載している動画圧縮記録方式MPEG-4やUSBマウスで簡単に操作できる「簡単メニュー」などを普及機にも搭載して発売するもの。長時間記録と優れた操作性で、流通店舗や金融機関、オフィスビル、マンションなど、幅広い分野での使用に適しているという。
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新製品の特長は次のとおり。 (1)従来比約2倍の長時間記録・保存を実現 動画圧縮記録方式MPEG-4の採用により、記録データサイズを従来比約1/2(同社製「DX-TL4300」との比較)とし、同じハードディスク容量で従来比約2倍の長時間記録・保存を実現した。同じ時間を記録する場合には、記録できるコマ数が約2倍(同社製「DX-TL4300」との比較)に増え、撮りこぼしのないなめらかな動画が記録・保存できる。
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(2)USBマウスで簡単に操作できる「簡単メニュー」搭載 記録データの検索や画像データの取り出しなど、迅速で確実性が求められる操作をアイコン表示の「簡単メニュー」にまとめた。パソコンを操作するのと同様にUSBマウス(別売)でアイコンをクリックしていくだけの簡単操作。また、ヘルプ機能も充実させており、操作が分からなくなったときにも慌てることなく、安心して使うことが出来る。
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(3)設置場所に困らないコンパクトサイズで縦置きも可能 幅300mmで8ch機としてはクラス最小のコンパクトサイズを実現した。また、付属のスタンドを使用した、縦置きも可能なので、狭い場所への設置やATMなどの機器への組み込みにも最適。
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