台湾メーカーの日本法人・GeoVision(東京都港区虎ノ門)は20日、IPネットワーク化と高精細な監視を可能にするメガピクセルカメラ「GV-IP Camera1.3M」を近く発売すると発表した。6月中になる予定。最大解像度1280×960(MJPEG)なので、動体認証はもちろん、顔認証などの詳細な監視も可能。同社では、セキュリティ強化が必要な金融機関、コンビニ、マンションなどに最適だとしている。価格はオープン価格。
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1.3メガピクセルCCDを搭載した本製品では、従来の監視カメラで映し出すことのできないビデオ映像の細部まで、高精細画質で見ることが出来る。プログレッシブスキャンCCDを搭載し、移動体をとても滑らかに映し出す。従来のカメラの4倍近い解像度(1280×960)を持ち、今まで以上に高精細監視が可能である。さらに、デュアルビデオストリーミングのサポートにより、限られた帯域幅を効率的に利用してMJPEGとMPEG-4の映像を見ることができる。
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また本製品は、GV-NVRソフトウェアと統合利用することにより高度な監視機能や他の映像管理機能など、費用対効果にすぐれたIP監視ソリューションを提供する。Webインターフェースに接続し、ピクチャ イン ピクチャ(PIP)機能やピクチャ アンド ピクチャ(PAP)機能を利用することにより、簡単に細部まで監視することができる。
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本製品の特徴は次のとおり。 (1)本製品1台で、アナログカメラ複数台の働きをする GV監視システムの機能に、シングル画面で最大7画面までズーム画面の表示が可能なピクチャー アンド ピクチャー機能(PAP)があり、アナログカメラでPAPを行うと画像が荒れてしまうが、本製品ではメガピクセルカメラで広範囲を撮影し、一部分を拡大した画面と比べてもアナログカメラに迫る鮮明な画質で監視可能。
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(2)PoE対応なので、設置も容易 LANケーブル1本で、カメラの映像データと電源供給の送受信が可能。電源線の確保が要らなくなった為に、設置が短期間で容易になった。 (3)その他の主な特徴 ・プログレッシブスキャン130万画素CCDを搭載 ・MPEG4-ASPにも対応し、MJPEGとの両コーデックの同時配信(デュアルストリーミング)が可能
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