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入退室管理システム「秘堰(HISEKI)」を販売
~日立、さまざまなシステムとの連携が可能~

日立製作所は29日、各種の非接触ICカードや指静脈認証システムなどにより信頼性の高い入退室管理を実現しオフィスのセキュリティ性を向上させる入退室管理システム「秘堰(HISEKI)」を3月3日から販売開始すると発表した。同社は、本システムを日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)のラインアップの一つとして金融機関をはじめ、高いセキュリティ性が求められる企業、官公庁・自治体やビル全体のセキュリティ性を高めたい不動産会社に向けて販売する。
今回販売を開始する「秘堰(HISEKI)」は、各種の非接触ICカードや日立独自の指静脈認証システムなどによって、オフィスの入退室を管理するシステム。認証・制御機能を搭載したコントローラーを小型化したほか、導入後の設定や運用管理についても専用のソフトウェアなどが不要で、Webブラウザ上で簡単に管理ができるなどシステム導入から運用管理におけるユーザーの負担が軽減できる。また、エレベーターや空調、照明などのビル設備と連動も可能。さらに、ほかのID管理システムなどと連動させることにより、さまざまなセキュリティシステムとの連携といったシステムの拡張が可能。
本システムの特長は次のとおり。
(1)信頼性の高い入退室管理
 非接触ICカードを用いたID認証により、信頼性の高い入退室管理を実現。高いセキュリティレベルが求められる場所には指静脈認証システムを組み合わせるなどユーザーの求めるセキュリティレベルや運用方法に応じたシステムを提供する。
(2)ビル設備との連動や多様なセキュリティシステムとの連携が可能
 SSFCやBACneなど業界標準の通信方式やデータフォーマットにも対応し、オフィス内のキャビネットの管理やエレベーター、空調、照明をはじめとするビル設備との連動、駐車場内の車両の入出庫管理まで連携することができる。また、ほかのID管理システムと連動させることで、入室後のPCや各種の業務システムへのログイン認証や文書管理システム、内部統制に必要な証跡管理システムなどオフィス内のさまざまなシステムとの連携を図ることができる。
(3)システム導入から運用管理までのユーザーの負担を低減
 認証・制御機能を搭載したコントローラーを小型化し、スペースの制約があるユーザーでも導入しやすくした。また、導入後の設定や運用管理においてもWebブラウザ対応のマンマシンインターフェイスを開発して高い操作性を実現したほか、専用のソフトウェアなども不要なため、運用管理用のクライアントPCを接続するだけで運用管理が容易に行える。さらに、24時間365日体制のカスタマーセンターと全国350拠点のサービスネットワークでシステムの運用管理のサポートサービスも提供する。


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