日立オムロンターミナルソリューションズ(東京都品川区大崎)は16日、指静脈認証装置を使ったオフィスや店舗などの鍵管理装置「ＵＢＫｅｙｓｈｉｅｌｄ」の新製品を11月に発売すると発表した。
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新製品は鍵を保管する場所が20個から30個に増えたほか、同時発売の増設ＢＯＸを接続することで60個まで鍵を管理することができる。
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従来製品と同様に、鍵の貸し出し・返却履歴を自動記録するため、台帳記入などの煩雑な管理作業の負担を軽減できる。また、なりすましや偽造が極めて難しい指静脈認証を利用するため指をかざすだけで確実性の高い本人認証ができる。
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価格は55万円で、増設ＢＯＸが35万円。従来製品は1年で100台を販売したが、新製品は年間販売目標を2,000台としている。主に金融機関や警備会社などで本格普及を目指す。
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なお、同社は資本金85億円で、日立製作所が55%、オムロンが45%という資本構成。
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